1世を探す旅

それはすなわち、あなたを探す旅

∀NSWER

CDフラゲ

このCDフラゲに関するおおっぴらな感じがあまり慣れません。なぜ発売日よりもフラゲ日の方が緊張するのか。ただ、なんと言おうと記念日というのは4月18日の方がふさわしいでしょう。だからフラゲ日の4月17日は普通に勤務にしましたが、4月18日は半年に1回使える記念日有休を申請したので、∀NSWER発売日は会社も認める記念日に昇格しました。ぱちぱち。

そんな4月17日、Amazonが届けてくれるから心配しなくてもCDが手に入ることは確定されていたんですけども、昼休みは店舗の入荷情報を見て写真をひたすら保存し、今は自分が行けないものの、CDショップに∀NSWERのCDが並んでいるという事実をかみしめていました。

普通ならそんな入荷ショップの写真報告の保存なんてしなかったけど、現代日本がようやくこの光景に追いついたんですよ!!!

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まあ、確かにBlooming Daysが出たから既にこの光景が繰り広げられていたのは重々承知で、あの曲はカッコイイ曲やラップを決めた後にちょっと慣れない感じでCute全開の曲を歌ってるというのが最高で、ソロの「満足できないじゃん 欲張りは大目に見て ご愛敬」の部分とかは本当に可愛いんですよ。ただ、この飛鳥のストーリーコミュが公開されたのが∀NSWERイベ1ヶ月後の4月27日。このコミュを見たとき、自分の中で「ここで言うCDというのは∀NSWERで、∀NSWERのCDが店頭に並ぶ世界がゲームの中に存在してるんだ」と待ち望んでしまった以上、Blooming Daysでは満足できなかった……。ここは歌詞にもあるように、欲張りは大目に見て欲しいところです。

こんな感じの店舗のPOPの宣伝文や他の人の感想、特にindividuals以外の子をメインに担当してらっしゃる方の感想って、この曲を客観的に見つめることが出来る唯一の機会なんですよね。ここまで早坂美玲を応援してきて、予告、コミュ、イベ曲ときて、今更文脈抜きにこの曲を聞くことが出来ないので、「ああ、他の担当の方達もこの曲を待ち望んでいて、聞いてるんだなあ」という想いがこみ上げてきます。特にPOPも、店員さんなんて入荷する予定の曲を全部聴けるような時間もないだろうに、これだけ調べて宣伝を書き上げてるんだとヒシヒシと伝わってきます。特に新宿のタワレコさんは雑誌ヘドバンに取り上げられたことにも触れられていて、あの話って担当以外にも伝わっていたんだ・特にこの話ってちょっと前に話題になったもんだから今更そのネタを拾うのは難しいはずだから追いかけ続けてらっしゃったのかしらと、そういうところまで推察してしまうんですよね。

もちろんindividualsの子達をメインに担当してらっしゃる方の想い溢れる言葉も好きです。上では”客観的に見ることが出来ない”とは書きましたが、それを悪いこととは思っていません。人それぞれのコミュやイベント、ユニット展開の受け取り方があり、その想いが曲に乗る。だからこそ、自分にとってこの曲は格別で、最強の曲なんだ。

 

曲の宣伝

とはいえ、やはりありとあらゆる自分の中に存在する文脈をすっ飛ばしてこの曲は良いと言っても∀NSWERの宣伝には向いてないし、担当達の感想も「ありがとう」「泣いた」「睦月周平を許すな」なので(わかるわ)、改めて店舗のPOP説明文ってすごいなあと思う。この場では、歌ってる子達の言葉を借りつつ、紹介したいなと。コミュの方は美玲ボイス1周年のときに書いたのでそちらを。

kzk.hatenadiary.com

まずはリーダーの特訓コミュ。

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自分にしか出来ないことを教えてくれる歌。インディヴィジュアルズが始まるための歌。一緒に答えを見つける歌。誰も限界はないことをファンに届ける歌。

美玲にとって、このイベントコミュでは、殻を捨てる比喩の一つとして眼帯を外すがありましたが、大元は個性を周りに押しつけていたという「個人活動」から「ユニット活動」が一番大きな殻だったのかなと考えてます。親愛度MAXコミュもユニットを意識したものになっていて、「インディヴィジュアルズが始まるための歌」と表現したのかな、なんて。

また、輝子の親愛度MAXコミュでは、

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と、「前の自分から一歩抜けだし、手を組む」ことがindividualsの∀NSWERだと評してます。それは

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この子、乃々にも言えることで、テンションが続く内に∀をこめる、「前の自分から一歩抜けだし」た自分をこめるってことを高らかに宣言できるようになったんだなあと感じてます。

また、ここで美玲のセリフ「みんなの答えをひとつにしたら、ウチらは初めて輝けるッ。」というのが、「一歩抜け出すことで初めて輝ける」という意味かもしれません。輝子が言語化に成功したこの∀NSWERって言葉の意味を、美玲も乃々も気づき実践している。……と、頭の片隅にいれながら、曲を聴きつつ歌詞カードを読んでいただければなあと思います。それが僕からここまで読んでくださった読者に提案する∀NSWERです。が、そんな難しいこと考えずにテンション上げて聞くのが楽しいと思います。

 

そういえばCDの宣伝、そして客観的評価と言えば、川島瑞樹さんのDreaming of you新田美波さんのVoyageは、∀NSWERと対照的に落ち着いていて、Coolな歌声が心に染み渡る曲で好きです。Dreaming of youは、自分にとって、たまに見せる川島さんの素敵なオトナな部分が凝縮された曲です。あとこの様々なジャンルの曲に触れれるのって良いなあっていうのを感じました。(グラスに映ったアナタは……)とコーラスが入り「このまま……」と入るの本当に綺麗なんですよね。

Voyageは美波の”波”の部分をテーマに、航海というタイトルにもあるように旅を足して、次に進むための曲でして。自分は試聴を聞いたときに「何をやっても空回りで」という出だしが意外で、ほう?と思ったのですが、担当の方は新田美波って子はこんな感じの子なんだよって思っていらっしゃるのでしょうか。

そしてこのVoyage、「強さなんて誰も持ってはいない」「弱さを受け入れ」なんですね。表題曲の∀NSWERは「強さなんていらない」、そして「見失うな 己」なんですよ。同じCDに全く違うタイプの曲きたぞ、面白いなと思った次にこれだよ!チクショウ!!

 

……デレステだと切られてる「……鳴らせ」の後、ちゃんと続いてさ、デレステだと聞き慣れたフレーズが変化して「月夜に……」と2番が来るのずるいよね。しかもそこにキノコに対応するようにムリだと。あと2語の英単語が挟まるの好きなんですけど、「No doubt!」が最高。そしてやっぱり最後に挟まる「Answer」。やっぱり、自分にとってこの曲は格別で、最強の曲なんだ。